自然治癒力を高めて内面から美しさを磨く

患者さんの想いと医療のギャップ

2015年09月14日 | 不妊鍼灸

こんなケースを紹介します。

40代前半の女性で今年2月初旬からSSKCハリマッサージで不妊鍼灸治療を開始しました。

4月にショート法で2個採卵、顕微授精後に凍結。
7月に移植を行いめでたく妊娠を維持しています。
8月で不妊治療のクリニックを卒業して、総合病院の産科を先週初めて受診しました。

妊娠11週目でした。
今までに数度の採卵と移植を経験後やっと妊娠にこぎ着けて、一安心していたそうです。

総合病院産科の初診での問診で、出産後の予定まで聞かれたそうで、
そこまでの事はまだ考えていない状況だったので、非常に違和感を感じたそうです。

病院としては、少しでも多くの情報を収集して今後のマタニティー教育に活用しようとしていると思います。

でもね。不妊治療を経てやっと、ここに漕ぎ着けた妊婦さんの心にもう少し寄り添って頂けたらよかったのにと内心感じました。

ご本人には、今回の問診の意義を説明して、答えられなくても気にしなくて良いことを確認して頂きました。

妊娠後もご本人の希望で、体調を維持すること、心理的サポートの目的で鍼灸治療を継続することになりました。

これからの無事を祈りながら、もうしばらくお付き合いさせて頂きます。




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