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「平日と週末における胚移植の成功率の比較」

2017年12月11日 | 不妊鍼灸

ハッチングする胚盤胞


面白いイランの論文を見つけたので、紹介します。

ただし、信ぴょう性には?がありますので、現時点では都市伝説的に理解しておいてください。

論文によると、週末の移植(ET)と平日の移植について臨床的妊娠率で比較されています。

「ETが平日(n = 156)または週末(n = 32)に実施されたかどうかによって、計188例の患者を2つの群に分けた。年齢、不妊期間および体格指数(BMI)を含む臨床的特徴を各患者について収集した。」


結果は、「臨床妊娠率は平日群で40.2%、週末群で54.8%(P = 0.517)で、2つの群の間に統計学的有意差はなかったが、週末に行われたETは平日に実行されたETと比較して絶対成功率が14.6%増加した。」 ということです。

有意差がないものの、14.6%週末の移植の方が成績が良かったそうです。

この差の原因は、不明のためこれからの研究が必要だとまとめられています。

多忙な平日の作業よりも、週末は少し余裕があるのとに触れていますが、確証はありません。

私はこれまでそのような比較をしたこともありませんが、不妊専門クリニックではデータがあるかもしれませんね。



International journal of fertility & sterility


2016年4月6日。10(1):48-52。

公開日 2016年4月5日doi:  10.22074 / ijfs.2016.4768



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