今月もアクトタワークリニックとのカンファレンスを行いました。

12月の中旬、急に冷え込み師走の感じが出てきました。
10月頃から体外受精の胚移植で着床成功の後、赤ちゃんのエコー画像を持参される患者さんが続きました。
皆さん何度かの失敗を繰り返しながらもよく頑張ってきました。おめでとうございます。
今日は、毎月定期で行っているアクトタワークリニック松浦院長とのWEBカンファレンスが今日ありました。
松浦先生は多忙な診療の合間にカンファレンスに時間を割いてくださり感謝しています。
今回は、遺残卵胞につて質問をさせていただきました。
遺残卵胞は、複数の卵胞が育ってしまい、排卵されずに次の周期まで残っている卵胞です。
次の周期に大きくなり、首席となるはずの卵胞の成長を妨げるだけでなく、卵胞の空胞だったり、質自体も悪い場合が多く、
遺残卵胞が出来てしまうケースでは、病院ごとにその対応が違っています。
多くの場合、遺残卵胞が見つかった周期は採卵や移植がキャンセルになることが多いです。
医師によっては、遺残卵胞でも採卵を行い移植、着床までもっていくことを試みる場合もあります。
40代の妊活患者さんには、一周期も無駄にできない焦りがあります。
しかし高年齢の方が遺残卵胞が発生しやすいのです。
キャンセルか進めるか、医師も選択を迫られることになります。
松浦先生も、遺残卵胞はあまり期待できないとしながらも、ケースごとにその扱いを考えるという事でした。
yあはり不妊治療はオーダーメイドが理想ですね。
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