排卵した後ですね!?

完全自然周期でタイミング法を併用しながら、人工授精に取り組んでいる患者さんのお話しです。
不妊鍼灸を開始以来、ご本人は血液検査によるホルモン値が向上し、
ご主人は生活改善指導と漢方アドバイスにより、精子の運動性も飛躍的に改善しました。
オマケに毎年酷い花粉症に悩まされるのですが、今年の春は完治ではないけど
症状が軽くて生活がとても楽だそうです。
スーパーライザーの星状神経節照射の効果が出ている様子です。
さて本題に戻って、
ご夫婦ともに体調が向上し妊活に対するモチベーションも上がって来ています。
市内の不妊専門クリニックを受診しエコーによる卵胞の成長を確認しながら、
タイミングと人工授精を準備しているのですが、
前周期と今週期、人工授精のタイミングを逃してしまいました。
理由は前回と同じで、
受診時に医師から「すでに排卵してしまいましたね。今回の人工授精は見送りましょう。」
その原因や対策については何も説明されませんでした。
数日前には、卵胞が小さい(10ミリ以下)から排卵はまだ先だと言われていました。
それから一週間も経過しない内に排卵してしまったことになります。
ご本人にとっては、ショックです。
現実的にはさらに時間とお金を無駄にしたことになりますしね。
自然周期では卵胞が未熟な状態で排卵される事があります。
それが繰り返されるなら、卵巣刺激法が適応になるでしょう。
患者さんは、担当医に不信感を抱いてしまう結果となりました。
ステップアップ、転医...などなど。
じっくりと話を聴きながら、今後の対策を一緒に考えていきます。
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。