不妊だけではない。更年期や若年期の月経の不調にも鍼灸は効果があるのです。

専門的には、閉経前5年間と閉経後5年間を更年期といいます。
この時期は、卵巣の機能が低下して女性ホルモンであるエストロゲンが乱高下しながらも、徐々に分泌が減少します。
エストロゲンの分泌量の揺らぎの大きさに身体が付いていけないことから起こる、更年期にみられる特徴的な症状に困らせられる方も少なくありません。
イライラ、頭痛、のぼせ、動悸、くよくよした気分など・・・。
更年期障害だから仕方ない・・・。そう言い聞かせて我慢していませんか?
以前観たTV番組で紹介された南の島の女性たちには、更年期障害というものがないらしいと言われていました。
インタビューを受けた島民も、更年期障害?何ですかそれ?といった感じです。
のんびりしたライフスタイル、自然に囲まれた生活・・・。それを聞いただけでいいなあ!と感じますよね。
身体の症状だけど、更年期というホルモンの変化だけでなく、生活・仕事・子育て等々の外からくる刺激に対するストレス反応が、
大きく関わっているようですね。
さて、お勧めしたいのは我慢我慢ばかりでなく、逃げちゃうこと。
たまには全部放ってみましょう。
「家族に文句言われる?」 あなたが毎日どれだけ頑張っているのか、比較してみればそんな文句を気にしない!
【月経障害に対する鍼灸の効果】を紹介すると
1.生理痛の軽減: 鍼灸は子宮や腹部の緊張を緩和し、生理痛を軽減するとされています。
子宮の血流を改善する効果もあり、痛みや不快感の緩和に役立つとされています。
2.月経周期の正常化: 鍼灸はホルモンバランスを調整し、月経周期を整える助けになると考えられています。
不規則な生理周期や無月経といった問題に対して、緩和や改善の効果が期待されます。
3.不正出血の改善: 鍼灸は子宮内膜の健康を促進し、不正出血の問題を改善するとされています。
子宮の強化や組織再生に対する効果が期待されます。
4.ホルモンバランスの調整: 鍼灸により自律神経のバランスが整い、ストレスによるホルモンの乱れを改善するとされています。
これにより、月経障害に対する体の抵抗力が高まります。
さらには、鍼灸治療でも、身体とともに心のケアもできるのです。
治療しながら、いろいろお話ししましょう。
コメントは承認後受け付けとなります。