自然治癒力を高めて内面から美しさを磨く

障害者の手助けをできますか?

2019年12月02日 | その他

車いすと女の子
あなたは、街で見かけた困っている様子の障害者や高齢者、ケガ人に直ぐに手を差し伸べることができますか?

たった今体験した話です。

某ショッピングセンターの入り口自動ドアで、開いたドアに掴まって、やっと立っている身体に障害のある方がいました。

これは大変と、駆け寄り「どうしたいの?」と尋ねると車いすがほしいとのこと。

幸いにも入口近くに備え付けの車イスがあったので、直ぐにそれに座らせました。

あとは独力で大丈夫だということで、その場を離れました。

問題は、私の活躍の話ではありません。

立ち尽くして動きの取れない障害者の直ぐ近くには、子連れの3人家族が傍観していたのです。

私は、この様な事態に年に何度も遭遇します。

だから、お手伝いが終わって後味の悪さを感じながら立ち去ることが殆どです。

私は医療職ですし、上級救命講習の経験者ですから自然に手助けが開始できます。

あなたはどうでしょうか?

職場のスタッフにも同じ質問をしてみました。

躊躇して直ぐには手が出ない。という返事でした。

同じ医療職でも直ぐには手が出ないのだから、一般の方にとっても高いハードルかも知れません。

世間的には「ユニバーサルデザイン」とか「障害者に優しい街造り」の言葉をよく耳にします。

障害者の自立を支援するこの様な取り組みや政策は評価できます。

しかし放っておくと身の危険のある状況にある、障害者や高齢者に取るべき行動という市民教育は十分とは言えません。

「自分には関係ないから」 「どう手助けして良いか分からないから」「怖いから」

人それぞれの事情があるでしょう。

でも、「何かおこまりですか?」
  「何か手伝いましょうか?」

先ずは、どうしたいのか、どうして欲しいのか訊いてみることです。

自分の手に負えなければさらに助けを求めればよいのです。

この一言から始めませんか?



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