不妊治療中の方は年末年始に少しブランクがありますね。どのように過ごしますか?
あと一週間あまりで新年を迎えます。
不妊治療中の方にとっては、年末年始の病院の長期休診は少なからず影響される場合があります。
年末~年始に排卵のタイミングと重なり、
採卵または胚移植を一周期遅らせなければならない場合もあるでしょう。
とくに40歳過ぎで一周期でも無駄にできないと、
切羽詰まった感じを受けている方にとっては心配が多いことだとお察しします。
当院の不妊治療患者の中にも、いらっしゃいます。
「当初の予定が狂ってしまう・・・。」そんなボヤキも聞こえます。
また、今週に凍結融解胚盤胞移植された方は、着床確認が休診中に当たってしまい、
新年明けてからの受診・確認になる方もいらっしゃいます。
早ければ7日ほどで結果が分かるのですが、2週間ほどおあずけとなりました。
不謹慎ながら私は、受験の合格発表待ちの心境に例えることがあります。
早く結果を知りたいような、怖いような・・・。複雑な心境ですよね。
だから、患者さんの今の心境を必ずお聴きして不安があるようならば、
カウンセリングで介入します。
『妊娠検査薬で検査する方法もあるけれど、使いたいという心境ですか?』
こんな質問から入ったりします。
「せっかくのお正月休みを、ガッカリした心境で過ごしたくありません。」
「だから今回は使わないつもりです。」
とても素晴らしい考えだと、支持しました。
みなさん、いろいろな事情・状況にあるでしょうが、
治療のことは少しの間だけでも、忘れてお休みを楽しんでくださいね。
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