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コメディカルとしての不妊専門鍼灸師の役割について考えてみました

2022年03月19日 | 不妊鍼灸 | 教訓 | 妊活

赤ちゃん
以前にもお知らせしたように、定期的に浜松市内の不妊専門のアクトタワークリニックの松浦院長とカンファレンスを行っています。

お互いに診療の合間を使っての限られた時間ではありますが、有意義な情報交換が行われています。

情報交換を行ってきて、SSKCとしての不妊専門鍼灸師の役割が明確になってきました。

1. 医師は多忙のため診察時の説明で、十分に患者さんが理解できたかどうか分からない時があります。
 
 担当医の意図と患者さんの考えとのすれ違いが生じてはいけませんね。
 患者さんは、担当医から受けた説明で、理解できない事柄やさらに確かめたい事柄、説明内容に対する感情などを抱えたまま
 SSKCの不妊鍼灸に来院します。
 そんな時には、患者さんの気持ちを整理するお手伝いができます。
 鍼灸治療は診察とは違い、対話する時間的ゆとりがあります。治療しながらじっくり傾聴します。
 理解できなかった医療情報については医学的な説明の補足をします。
 さらに担当医に尋ねたいことを整理して、質問しやすくします。
 浜松市内のアクトタワークリニックの患者さんについては、希望があれば私が代わりに問い合わせます。
 もちろん患者さんの気持ちの揺らぎに寄り添うことも大切ですね。
 

腕組の医師
2.心の支援と同時に、体調の管理もSSKCの重要な役割です。
  
 以前にも説明したように、不妊鍼灸プログラムは目的や周期によって内容が異なりますが、
 基本的な体調管理は継続して行っています。特に予防医療は鍼灸治療の強みを十分に活用する場面でもあります。
 元々持病を持ちながらの妊活をされている方には尚更なサポートです。
 妊活に伴う様々なストレスからくる肩こりや頭痛、体調不良、睡眠障害などはよく目にします。
 
 妊活には、健康的な体作りは基本中の基本だと言えます。
 妊活に大切とされる食生活、運動などに関する相談と指導も行います。

 鍼灸師が、医療機関を差し置いて独断で活動することは良くないことだと考えています。
 妊活中の方にとってのゴールは明らかです。
医療機関と鍼灸師などのコメディカルが協力できることが、ゴールへの近道だと考えます。
今後も、医療連携に努力していきたいと思います。 
 






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