今月の不妊治療カンファランスのテーマは慢性子宮内膜炎と妊娠についてでした
やっと秋めいた穏やかな今日です。
今日は朝にベイビーの訪問があったり、午後からの患者さんから心拍確認時のエコーと心音の動画を見せてもらいました。
なんとなく幸せが溢れます。
さて午後からアクトタワークリニックの松浦院長とリモートで定期カンファレンスがありました。
SSKCとアクトタワークリニックの共通患者さんに関する問題や状況把握の共有をしました。
その中で今回は子宮内膜の問題、とくに慢性子宮内膜炎に関する質疑応答をさせていただきました。
生殖医の間でも、慢性子宮内膜炎に関する考え方がトレンドになっているそうです。
つい先日受講したJISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)のセミナーでも、
黒田恵司先生(杉山産婦人科丸の内院長)が講義内で取り上げられていました。
今日のカンファレンスでは、
①子宮内膜炎は着床に影響するのか?
②慢性子宮内膜炎の検査(CD-138検査)と診断基準の考え方
などについて松浦院長の考えを伺いました。
詳しい内容は省略しますが、
その取扱いは医師の間でも違いがあるし、また患者さんのケースごとに考える必要があるようです。
一般論として話をするのは誤った情報になる恐れがあるのです。
不妊治療中の患者さんは、SNSなどで多くの情報を探す傾向にあります。
しかし、他の方の選択がご自身の最適なものとなるとは限りません。
医師から適切な情報をもらいましょう。
それでも心配や不安があれば、何が最善なのか一緒に考えましょう。
一人で不安に押しつぶされないでください。
不妊専門の鍼灸師は医療知識を基に相談相手としてお役に立てるように努力します。
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